集会アピール
いまこそあげよう! 有事法制、憲法改悪、イラク攻撃反対の声を!
  私たちは、イラク攻撃支援のためのイージス艦のインド洋派遣と米軍支援新法の制定に反対します!


 12月4日に小泉政権は、テロ対策特措法にもとづいて、自衛隊のイージス艦をインド洋に派遣することを決定し、この16日にも出港させようとしています。また、対イラク戦争の米軍支援を行うための新法を次期国会において制定することが策されています。
 私たちは、このイージス艦のインド洋派遣と米軍支援の新法制定に強く反対し、派遣決定をただちに撤回することを求めます。

 今回のイージス艦派遣は、いまなおつづくアフガニスタン戦争への日本の参戦をいっそう強化するものであり、これまでテロ対策特措法・日本の参戦に反対してきた私たちの意思を真っ向から踏みにじるものです。しかも小泉政権は、今回の派遣をアメリカの対イラク戦争への「間接支援」と位置づけており、また、米軍は、イージス艦で得た情報を共有し、これをももとにして対イラク戦争を行うのです。まさに、今回のイージス艦派遣は、対イラク戦争への日本の参戦であり、有事法制の先取りにほかなりません。

 いまや、アメリカが対イラク戦争を開始すれば、圧倒的軍事力の前にフセイン政権は一ヶ月も持たないだろうということが当然のことのように語られ、フセイン政権倒壊後の「復興支援」を日本もできるようにと新法の制定が準備されています。しかし、このような他国の政府を打倒し、支配するための戦争こそは、まぎれもない侵略戦争ではありませんか。

 ところが、ブッシュ大統領はいいます。イラクは「大量破壊兵器を開発している」「悪の枢軸」だと。しかし、アメリカ・ブッシュ政権こそが、「大量破壊兵器」を開発し、使用し、大量の罪なきアフガニスタンやイラクの人々を虫けらのごとく殺戮し続けている世界最大の「ならず者」ではありませんか。このアメリカの蛮行こそが、全世界の民衆の怨嗟を呼び起こし、さらにこれをアメリカが力ずくで押さえ込もうとすることによって全世界を戦争の坩堝に引きずり込んでいるのではないでしょうか。

 にもかかわらず、このようなブッシュ政権の自己正当化がまかりとおるのも、日本をはじめとした大国が、これに唱和しているからではないでしょうか。小泉政権は、ますます日本を「対テロ戦争」に参戦できる「戦争参加国家」へとつくりあげるために、有事法制制定、憲法改悪、教育基本法改悪などを一挙にすすめようとしています。また、「拉致事件」を活用したおぞましいばかりの「反北朝鮮」キャンペーンがマスコミを総動員して大々的に行われ、日々私たち日本の市民は「北朝鮮」にたいする憎しみの感情を焚きつけられています。

 私たちは、アメリカの対イラク戦争とこれへの日本の参戦をストップし、「戦争放棄」「戦力不保持」「平和的生存権」を謳った日本国憲法を実行することこそが、「真の平和」を実現する途だと確信します。いまこそ私たちは、全世界でイラク攻撃に反対して立ち上がっている万余の市民と固く絆を結び、イラク攻撃と日本の参戦、有事法制、憲法改悪反対の声を大きく上げていこうではありませんか。あらゆる、職場、地域、学園から世代を超えて立ち上がろう!
 以上、アピールする。

 2002年12月8日  いまこそあげよう! 有事法制、憲法改悪、
                 イラク攻撃反対の声を! 12・8大集会 参加者一同

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